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Googleクラスルームで「採点」を見やすくするにはどうすればいいの?

Googleクラスルームを使ってクラスの管理を2年以上続けているK-Boです。

Googleクラスルームは使いこなせば学習管理だけでなく時間の節約にも貢献するとても便利なシステムです。

機能をたくさん備えているので慣れるまでとっつきにくいと感じるかもしれませんね。

「課題」をたくさん割り当てると「採点」の画面が賑やかになりすぎて困ることがあります。「採点」の中で特定の「課題」を見つけやすくするアイデアを紹介します。

「採点」ってなに?

「採点」はGoogleクラスルームで生徒の成績を管理する画面です。生徒に割り当てられている「課題」が全て表示され、生徒が提出期限内に「課題」を提出したか、未提出の「課題」がないかが一目でわかるようになっています。

Classroom_Grades

課題ごとに生徒が獲得した点数と先生が採点した課題を返却していないこともわかりとても便利な機能です。

「採点」画面は見やすい?

「採点」画面はわかりやすい作りになっています。一番左に生徒の名前があり(画像中1)、その生徒がそれまでに獲得した評価の合計が名前の右隣に書かれています。

Classroom_Grades_breakdown

上には課題名とその課題の満点(画像中2)が記されています。

一般的な表を見慣れている人であればわかりやすいと思います。

「採点」の使い勝手はいい?

「採点」は全体としては使いやすいと思います。あくまでも個人的にですが、勝手が悪いと感じているところが2点だけあります。

1点目は課題が全て表示されること。全体だけでなく成績カテゴリー毎に表示される課題を限定する方法があったらもっと使い勝手はよいと思います。

これに関連して成績カテゴリー内での成績を計算してくれたら嬉しかったです。

2点目はGoogleクラスルームだけの問題ではないのだけど「採点」画面に表示される課題名から特定の課題を見つけるのが難しいこと。これに関してはもう少し書きますね。

なぜ「課題」が見つけづらいの?

自分の経験から言うと「採点」画面に表示される「課題」がどう見えるかを理解しないで「課題」に名前をつけてしまうから「採点」画面が見づらくなります。

「採点」画面で「課題」の名前は二段にわたって半角文字が16文字前後しか表示されません。よって課題名の頭の部分で課題を判別できるようにしておかないと特定の課題を探すのに苦労することになります。

Classroom_Grades_Assignment names

「課題」を表示できる幅を調整できたらよかったのですけどね。この点はGoogleクラスルームの問題と思っています。

どういう名前を「課題」に付けると見やすくなる?

私が使っているシステムを紹介します。

最初の2文字を「課題」の種類を特定できる英文字にします(下画像3)。Reading WorkならRWといった具合です。

その次に学期の何周目に行う課題なのかわかる数字を入れます(下画像4)。15週間の学期なら01-15といった通し番号を使うのもいいでしょう。

Classroom_Assignment_Naming Sequence

最後に生徒にとってわかりやすい課題名を書きます。

学期の初めに「課題」の名前の見方を説明しておけば頭の暗号みたいな部分で生徒を混乱させることはないと思います。

どうしてこのシステムをつくった?

先ほども記しましたがGoogleクラスルームの画面で成績カテゴリー毎の成績を確認できません。それをするにはGoogleクラスルームの成績はGoogleの表計算アプリ・シーツにエキスポートして計算するのが一番簡単です。計算しやすいように課題を並べ替える簡単な方法がないかを考え、このシステムに辿り着きました。

万人受けするシステムとは思いませんが、私にとっては使いやすいシステムなので紹介します。

最後に

いい「課題」の名前の付け方、他の方のアイデアもぜひ伺いたいです。よかったらコメント欄で教えてください。